先日、現場確認で諏訪に行った帰りに塩尻峠のてっぺんで
とても綺麗に白い花が咲いているかのような樹木の様子をみて
おもわず車を停めました。
これが雨氷というものだそうです。私はおそらく初めて見ました。
見たところは本当に幻想的で綺麗です。私が見た時はもう溶けかけている
ものらしいのですが、それでもおもわず魅入ってしまいました。
この雨氷、どういう現象かと私も調べてみました。
そしたら面白いですね~。
ある条件の下で「0℃を下回っても水が凍らずに液状を保つ場合」に枝などについた
瞬間それが凍ってこういう現象がおこると。
だから、雪や霜がついたのとはちがって透明な氷がびっしりと枝先をくるむようについているんですね。
すごいきれいです!
ただ、この雨氷見た目は素敵なんですが樹木たちにとってはとんだ厄介者のようで
先日、松本市の扉温泉が道をふさぐ倒木で一時孤立したということがニュースになりました。
あの倒木の原因がこの雨氷だそうです。
私も、雪は大して降っていないのになんでそんなにあちこちで木が倒れたんだろうと
不思議に思っておりましたが、この雨氷。木にびっしりと付くとなんとその重さ1tになるそうです。
それはちょっと堪りませんね。
雨氷はむちゃくちゃ珍しい現象というわけではないようで、特に長野県は比較的
この現象がおこりやすいそうですよ。