お庭の目隠しにはどんな方法がありますか?

目隠しの変化

 

ここ10年ほどお客様から目隠しのご要望が増えてきています。

元々昔は生垣やブロック塀で家周辺をグルっと囲うお家がたくさんありました。

20年ほど前は逆に敷地をあまり囲わない(クローズにしない)オープン外構というものが流行しました。そしてまた近年クローズまではいかないけれどある程度目隠しをしたいというお客様が増えてきています。

その理由は様々あると思いますが、やはりご近所さんや道路からの視線を遮ってプライベートなガーデンライフを楽しみたいという方が増えているのだと思います。

ただかつてのように敷地全体をブロック塀や生垣で囲うという事ではありません。

ブロック塀は地震による倒壊事故などが報道されてその危険性から最近は敬遠されていますし、生垣は毎年メンテナンスに手間とコストがかかるのでやはり最近はやる方が減りました。もちろん敷地全体を囲うとなると設置費用が高いという事もあります。

そのような実情もあってか“ポイント的に目隠しをしたい”という要望が最近は増えてきています。敷地を全て囲うのではなくプライバシーを確保したいポイントにだけ目隠しを設置すれば閉鎖的にもならず、費用も抑えられます。

ではポイントにだけ目隠しをするにはどんな方法、商品などがあるのでしょう。

また目隠しを設置する際にどんなことに注意すればよいのでしょう。

それについてこれからご説明いたします。

 

 

目隠しの範囲と高さを決める

 

まず、最初に明確にしておきたい事は次の2点です。

 

①どのスペースのプライバシーを確保したいのか?(=目隠しの範囲)

②どこからの視線を遮りたいのか?(=目隠しの高さ)

 

この2点を中心に考えると、無駄がなく効率的な目隠しを設置することができるかと思います。

 

①の場合は道路に面している部分全部を隠したいのか?あるいは一部分のみでよいのか?

②の場合は自分のいる位置(場所)がどこなのか?について考えるとわかりやすいです。

 

例えばお庭に出ている時のプライバシーを確保したいのかあるいはお部屋の中のプライバシーを確保したいのか。この2つでは目隠しの設置高さが変わります。

家の中は地面より50㎝前後高い位置にあるのでお部屋の中を隠したい場合は目隠しをかなり高くする必要があります。

さらに細かく掘り下げると、遮りたいのは歩行者の視線なのか、自転車からの視線なのか、車に乗った人からの視線なのか、こんな条件によっても高さは変わります。

こういった条件を具体的にしていくことで、無駄に高くて長い目隠しをしなくても適切な場所に適切な高さだけ目隠しをする事が出来ます。当然コストを抑えることにもつながります。

次に目隠しにはどういった素材があるのかをご説明します。

 

 

 

目隠しの種類にはどんなものがあるか?

 

1.塀

ブロック塀

コンクリート擁壁(ようへき)やブロック塀等があります。ブロック塀は色や模様が施されている化粧ブロックや、タイル仕上げ、塗り壁仕上げなどの仕上げ方法があります。ただ注意しなければいけないのが、ブロック塀は設置出来る高さやブロックの厚さ、控え壁の設置等、建築基準法によりその構造が決められているという事です。先述したように地震の倒壊による人身被害を出さないためにもここは法律にのっとってしっかり作る必要があります。こういった塀はしっかりと目隠しが出来る反面、圧迫感が出たり、風通しが悪くなったりというデメリットがあります。

 

 

2.フェンス

フェンス

 

近年、目隠しといえばフェンスが主流になりつつあります。フェンスの主な種類は、アルミ製、樹脂製、天然木、パネル(ポリカーボネート板)等があります。色や質感、隙間が太いものから細いもの、完全に目線を遮断するタイプのものまで幅広くあります。アルミや樹脂製品はメンテナンスが不要なのでお手入れは楽です。また天然木はメンテナンスが必要と思われがちですが、最近は様々な加工技術により腐りにくいものも出ています。また高さや隙間の細かい調整が出来ますし、天然木ならではの味わいがあり比較的高いフェンスでも圧迫感を感じにくいといったメリットもあります。

 

 

3.植栽

ウッドフェンス

植栽を使った代表的な目隠しは生垣ですが、要所に高木を植えたり、トレリスにツル系植物を使って視線を遮るというのも一つの手法です。やや低めのフェンスを設置してその後ろに高木を植えると外から中が見えにくくなり、中からは緑を楽しめるというメリットがあります。一年中目隠しをしたい場合は常緑樹を植えます。落葉樹は冬には落葉してしまいますがそのかわり落葉によって日が差し込み明るくなりますし、新芽、花、紅葉など四季の移ろいを楽しめるのも落葉樹のメリットです。しかし植物はメンテナンスが必要になってくるというデメリットがあります。

 

 

4.スリット

スリット

最近多くみられるのが天然木の枕木やアルミ製のポールを使ってスリット状に目隠しをする方法です。隙間が広いので完全な目隠しをしたい場合は向いていませんがワンポイント目隠しとしてはとても有効です。スリットに植栽を合わせて設置するという方法もあります。

 

 

 

まとめ

いかがでしたか?目隠しをご検討の方の参考になったでしょうか?

実際はお客様のご要望、ご予算、現場の状況等を考えて、壁とフェンスを組み合わせたり、植栽を組み合わせたり等、様々な手法でニーズにお答えしております。

ぜひ一度ご相談ください。

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