2009年03月16日
ガーデンデザイナーのお仕事
草木のプランはとても面白いのですが、
同時にとても難しい。
実は月に一回通っているガーデンの勉強会では
中心的に習っている部分です。
提案する側は基本的に、木の性質を知っていなければいけません。
(当たり前の事ですが)
その木は、
最大何mくらいまで伸びるのか?
どんな樹形になるのか?
成長のスピードはどれくらいか?
日照、風、耐寒、病害虫などはどうなのか?
どんな変化があるのか、もしくはないのか?
最低限、それくらいの事を知らないとお客様に
ご提案できません。
事実、狭いところに大木になる木を植えてしまって
後からではどうにもならない、といったケースもよくみかけます。
それぞれの樹の性質にあった場所に植えてあげないと
その住民(お客様)も樹も不幸になってしまいます。
それらの基本をふまえた上で、四季を通じて楽しめるよう
樹種を選ぶ必要がある訳です。
樹と言っても高木ばかりではありません。
その下にくる植物をどうするか?
これもまた草木の性質を考え、お客様のライフスタイルを考え
プランをする必要があります。
でも、その勉強会の先生もおっしゃっていますが、
その豊富な知識を元にそこに住むお客様の暮らしを
しっかり意識したデザインをできてこそ、
「ガーデンデザイナー」なんです。
誰もやった事のない斬新なプランを作ったり、
新しい材料をいち早く取り入れたプランを作るのが
ガーデンデザイナーの仕事ではありません。
プロとして本当にお客様の暮らしを楽しくするための
ガーデンを提案する事がガーデンデザイナーの仕事です。
そう思うと、お客様ひとりひとりの提案を考えるのは
とても重大な作業です。
特に草木は生き物ですから、一歩間違えるとお客様に
苦痛を与えてしまう事だってあり得る訳です。
でも、一方でお客様がお庭で草木を見て癒され、楽しむ姿を
想像するとワクワクします。
そのあたりがデザイナーの仕事の面白くもあり、
難しくもある部分なんでしょうね。










